結束バンドの利用方法

結束バンドを寒冷地で使う場合の対応について

結束バンドはさまざまなものを束ねて固定することができる便利なものです。

このバンドはもともと屋外で使用するために作られていました。しかし最近は屋内で使うものも作られるようになり、このような需要に対応するために、100円均一のような安価な店でもさまざまな色や長さのものが売られるようになりました。けれどもやはり屋外で使用されることが多く、工事現場などでは必需品といってもよいでしょう。しかしこれから寒い時期になるので、特に寒冷地での屋外での使用には注意が必要です。

結束バンドの素材はナイロン樹脂であることが多いため、低温での使用には向いていないからです。よって、耐寒性のある結束バンドを使用するという対応が重要です。寒冷地は寒いため雪が降ることも多くなります。また雪になる前の冷たい雨なども多くなっています。このような寒冷地の低温でも結束力が変わらない素材としては、フッ素系樹脂が挙げられます。

この素材はマイナス70度ぐらいまでは耐えられるので、寒いところでも十分使用可能です。しかし寒冷地では凍結を防止するための塩化カルシウムが使用されることが多くなっています。結束バンドは塩分によって劣化がすすむものです。見た目は変わらなくても、いつのまにか破断することがあります。また常に水分にさらされるという点も考慮するべきです。よって、寒冷地で結束バンドを使用する場合は素材に注意してすぐ取り換えることのないように常に点検を行うという対応が重要です。

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