ケーブルを収納して壁側に固定できる配線ダクトは、単に見た目を綺麗にすることだけではなく、あらゆる環境からケーブルを守ることができる優れ物です。
屋外使用の場合は、雨風の問題や太陽光からの紫外線、熱や寒さの問題が出てしまいます。配線ダクトを利用すると、内部を完全密閉することができるので、自然環境から劣化してしまうことを防ぐ機能性は十分にあります。屋内の利用においても、埃や塵が溜まってしまうことを防ぐことができ、衝撃が加わったとしてもケーブル自体に損傷が出てしまう恐れは殆どなく、断線からも保護できる環境にできます。
屋内では薬品類の問題も浮上します。お部屋のお掃除を行っている際に、誤って洗剤を垂らしてしまうことや、DIYを行っている方は塗料の飛散や溶剤の飛散があっても配線ダクトにケーブルを収納しておくと一切の問題は起きません。レアなケースでは、動物による断線事故からも保護を行うことができ、ペットで犬や猫を飼育している住宅、ネズミが入り込んでしまう住宅でも、噛み切られてしまう可能性が無くなるので、安心した配線類の設置を可能にします。
小さなお子さんがいるようなご家庭では、手で何気なく引っ張ってしまい、接続元の端子を破損させてしまうリスクは存在します。このような際にもきちんと配線ダクトで保護を行っておけば、あらゆる環境から守ることができるので、少しでも不安を感じていたり、トラブルが起きてしまうことを推測できる場所においては、必需品として使うことが正しい判断です。